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Uさん
【進学先】上智大学 産業社会学部人間福祉学科
【指導教科】英語・国語
 
【指導期間】
【成績の伸び】センター英語110点→162点、
       前年度不合格だった上智に合格
【その他合格校】
-体験記-

昨年度は上智大学、立命館大学、青山学院大学を受けたのですが結果は不合格、センターも7割に届きませんでした。

現役のときに入った大学を休学して再受験したのがこの年で、二浪相当の年でした。

もう一年最後と決めて、三浪目に入りました。

8月の段階では質と量、共に不十分で成績もほとんど伸びず、このままでは確実にまた落ちるだろうという感覚がありましたが、どのようにしたらこの状況が改善できるのか分からず非常に不安でした。

勝又先生とは8月に直接話をする機会がありました。

勝又先生は今も勉強を続けており模試を受けていることや、受験科目を点数だけに拘らず教養や学問として学び続けていて、勉強を楽しんでいる様子でした。

当時勉強を楽しむことができていなかった僕は、勝又先生の授業を受ければ今の状況を少しでも改善できると思い、勝又先生にオンラインで指導を受けることになりました。

指導は各科目の内容だけではなく、勉強法や日頃の生活まで及びました。時には60分の指導の内、半分以上はそういった勉強以外の事を話していたこともありました。特に計画に対しては重点的に教わりました。

始めは計画の立て方から教わり、自分なりにも試行錯誤しながら少しずつ計画が立てられるようになりました。

人から言われたことをやるのではなく、自分で計画を立てるので、計画の立て方や日々の過ごし方の改善点が多く見つかります。また、計画を立てているときに気付くこともとても多く、それも計画を立てることの大きなメリットだと思います。

計画を立てる能力は受験が終わってからも必要な能力で、その重要性に気付けたことは良かったです。「計画は完璧にこなすためではなく、現状を把握するため」「実際には8割こなせたらいい方」と勝又先生が言われていたことは、今も自分の計画の役に立っていると思います。

勉強に関しても去年とは大きくやり方が変わったと思います。英語に関しては、長文の演習はやめて、一文一文を丁寧に構文解釈する勉強が中心になりました。英語に関わらず全科目に言えることで、とにかくゆっくりとしっかりと理解することが重要だと思いました。

受験の後半は、毎週僕が解いた過去問を勝又先生に解いていただき、指導の時間に見直していただきました。特に現代文に関しては赤本の解説を読んでも身になる部分は少ないので、一対一で話し合うことが良かったと思います。

直前には、勝又先生が言っていた「受験の全範囲が終わる受験生はいない」という言葉が印象に残っています。

今年一年勉強量は、満足できる量ではなかったのですが、この言葉を思い出して、勉強量を気にし過ぎることなく入試に臨むことができました。(もちろん「これだけ勉強したのだから大丈夫」と自信を持てるぐらい勉強するのがベストだとは思いますが、完璧はありえないのが受験だと思います。)

そして、センター試験では昨年の6割台から82%に上がりました。特に英語は110点から162点に上がり、政治経済も9割近く取ることができ、センター利用で立命館大学(産業社会学部人間福祉学科)に合格することができました。

第一志望の上智大学(総合人間科学部社会福祉学科)はteap利用方式で受けたのですが、去年は国語の古典が全くできませんでした。今年は古典を楽しむことから意識して、古典に触れる時間を増やすことができました。そして、古典の問題は8割近く正解することができ、上智大学に合格することができました。

浪人してよかったことは、どの学部に行くか、大学に入ってからどんなことをするか等、考える時間がたくさんあったことだと思います。この自分と向き合う時間は合格や不合格、現役や浪人ということを超えて貴重な時間だったと思います。

「三浪目での成長」
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